HEAT CUTTER 熱で切る!カンチレバー(片持ち)構造でペンタッチで自在にカッティングが出来る、発泡スチロール/XPS用カッター

東北三県(青森県、岩手県、秋田県) 限定「110ロングニードル」を発売します。全長110mm、標準ニードルより40mm長く、高剛性でしなりにくいカスタムニードルです。


以前からホームセンターなどで販売している100mm厚の定尺発泡スチレンボードを切りたいが、ヒートカッターの70mmのニードルでは届かないので「もう少し長くいニードルが欲しいのですが」という質問や要望はありました。
 しかしながらニードルを長くすると、通電時の内部のヒーター線の伸縮が大きいために断線しやすく、耐久性が落ちる可能性があったことと、しなりを生じて切断面が曲がる場合があること、何より電圧を変更した新しいパワーパック(電源ユニット)にしなければならず、オリジナルのヒートカッター(HC-1)では使用できないなど、いくつかの根本的な課題があり、これまで実現しませんでした。

パワーパックの仕様変更が契機に

オリジナルのヒートカッター(HC-1)のパワーパックは、原理自体はこれ以上ないくらい単純で、発売以来全くと云って良いほどトラブルらしいトラブルもなく作り続けられてきました。
 ところが、操作性を重視するあまり、デザイン面で製作にかなり手間がかかっていたことと、使用している部品が国内で製造されなくなり入手が困難になったことで製作が難しくなり、一時は販売を停止する事態にまでなってしまい、やむなく仕様を変更することになったのです。
 新しくなったNHC-1のパワーパックは、安全面やシンプルで使い勝手の良かったオリジナルに極力準じるよう工夫したために、やらなくても良かったかもしれない、少々手の込んだ構造になっています。その一方で、その時点ではまだ決まっていませんでしたが「110ロングニードル」に対応できる仕組みを準備しておくことにしました。

発売地域を限定する理由

110needle_photo.jpg ヒートカッターは「不慣れな人が初めて使っても安全に使える」ことを目標に作りました。
 でも今回の110ロングニードルは、用意しておいた「隠し機能」を使用して設定変更し出力電圧を上げるので、今までの標準ニードルは電圧オーバーで過熱断線してしまう恐れがあってコントローラーで出力を加減して使わなくてはならず、「誰にでも」「目をつぶってでも」お使い頂くわけにはいかなくなります。
 そこで対象を

■ 100mm厚のボードを切る需要がある
■ ヒートカッターを使った経験があり、取り扱いに慣れている

ユーザーに限定させて頂くことを思いつき、ご購入者リストから検討してみると、プロの造形作家の方は別として圧倒的に「青森」「岩手」「秋田」の東北三県の祭りでの山車製作に使用している方たちであることが分かりました。
 今回、東北三県に発売を限定したのは、はっきり言ってしまえばこうした山車製作でヒートカッターを駆使する「プロ並みの」ユーザーの面々に使って頂きたいと考えたからです。

110ロングニードルと標準ニードルの比較


110ロングニードル 標準ニードル
有効長 110mm 70mm
ニードル径 1.5mm  1.0mm
 使用電圧 〜10.5V 〜8.1V
種類 1種類 (直線) 3種類 (直線、U型、L型)
対応 NHC-1のみ NHC-1、HC-1

販売条件を整理します

 そういうわけで今回の「110ロングニードル」ご購入頂くための条件を以下にまとめました。

  • 東北三県、青森、秋田、岩手にお住まいであること
  • すでにヒートカッターのユーザーであり、扱い慣れていること
  • 新しいヒートカッターNHC-1をお使いであること(※申し訳ありませんが、オリジナルのHC-1では使えません)
  • パワーパックの設定変更ができること(ケース内のスイッチの操作が必要です)
  • ロングニードルの形状はストレート(直線)のみ

 誠に勝手ながら、今回は上記条件に販売を限らせて頂きます。