HEAT CUTTER 熱で切る!カンチレバー(片持ち)構造でペンタッチで自在にカッティングが出来る、発泡スチロール/XPS用カッター

こんなところで使われています

アートの現場から産業用まで。ヒートカッターは様々な用途でお使い頂いています。ここではそのうちのいくつかをご紹介致します。

八戸三社大祭 山車製作をサポート

voice_01.jpg青森ねぶたと並ぶ、青森県の大きな祭りの一つが八戸三社大祭です。この祭りに登場する山車は、かつてはねぶたに近かったらしい、竹を編んだものに和紙を貼って形を作る方式で作られさほど大きなものではなかったのでしたが、ある時素材として発泡スチロールを使い始めたことから急速に造形が進化、大型化しながら全体の緻密な造り込みと仕掛けで、実にダイナミックな物となっています。
ヒートカッターは「山車の製作に使える!」と購入した一人の製作者がきっかけで、山車を製作するチーム、山車組に大流行。これまで出来なかった細かい加工を可能としながら同時に作業効率を飛躍的に向上させることとなりました。
今では三沢市や久慈市など近隣の祭りでも使われるようになり「ヒートカッターがなければ山車の製作はできません!」と云われるほど、広くご愛用頂いています。
ちなみに2013年に放映されたNHKの朝ドラ「あまちゃん」では、北三陸でお祭り準備での製作シーンで偶然ヒートカッターが映っていました。こちらは岩手県の久慈秋祭りです。DVDをお持ちでしたら探してみて下さい。

写真は山車側面のクローズアップ。写っている範囲ほぼ全てが発泡スチロール製です。

ユーザー様の声:青山会山車組 西村さんから

voice_03.jpg八戸の三社大祭は約280年の歴史があり、青森ねぶたとほぼ同じ時期に行われます。「ねぶた」が台車の上に針金に和紙(奉書紙)を貼った中空構造であるのに対して、三社大祭の山車は、歴史の名場面、歌舞伎、伝説、おとぎ話などを題材に、舞台となる場面を山車の上に構築して数多くの人形(20~30体くらい)を配して飾り付けを行い、電動・空圧動など様々な仕掛けが施した、絢爛豪華なものです。
この装飾を施すための細かい彫刻作業がとても大変なのです。まず年明けにその年の制作者を決め、題材を定めて資料集めに取りかかります。
全体の構造から始まってどこに何をどの様に取り付けるのか、色々な意見を出し合い何度も集まり討議して、だいたいの構想図を描きます。構想が決まるとそれを元にして、4月頃から山車を製作する「山車小屋」を開き、作業を開始します。
私の会は製作に参加できる人数が少なく、また作業経験の豊富なベテランもいないのでとても大変。毎日、各自仕事が終わってから小屋に集まり、黙々と製作作業に没頭するのです…。

さてヒートカッターですが、様々な細かい部品の製作(写真は伽藍に取り付ける唐草文様の透かし彫りや龍のレリーフ)全般に活用しています。
ヒートカッターを知るまでは、極細のカッターナイフでスチロールブロックにひとつずつ彫刻していたのですがこれが意外に切りにくく、また細かい破片や切り粉が出てとても作業が面倒でした。今ではペンタッチでとても早く、らくーに 作っています。ほんとにヒートカッターさまさまです。ありがとうございます。

著名な立体造形作家、田村映二さんも製作に使用

voice_02.jpg絵本の挿絵や雑誌の表紙、パッケージデザインから大手企業のカレンダーなど、誰でもどこかで一度は目にしている立体イラストを描く田村映二さんも、古くからのヒートカッターユーザーです。

田村さんからのメッセージ
僕のイラストは立体とレリーフの中間だと思う。だから、思い通りのフォルムをいかにカットできるかがカギにもなる。入り組んだアールをカッターでカットするのは非常に難しい。特に僕はアールにはこだわりを持っている。
そんなとき知人からヒートカッターの存在を教えて頂いて以来、作業がとても楽になった。
3段階に熱線を切り換えられるのもうれしいし、ペン型ということでコントロールしやすい。僕のイラストを作成する上で必要アイテムのひとつです。

■田村映二さんのプロフィール
1956年静岡県沼津市生まれ。日大芸術学部卒業。TV CF・ポスター・雑誌等、多方面で活躍中。
ホームページ:http://www.tam-tam.ne.jp/

そのほかにもこんな使い方が

ロストワックス鋳造の原型作りに
ロストワックス鋳造とは、蝋(ワックス)で作った原型の周りを鋳砂で覆い固め、蝋を溶かして除去することによってできた空洞に金属を流し込む鋳造方法の一種です。この蝋で作る原型を、代わりにヒートカッターで加工した発泡スチロールを用いて製作します。溶けた金属を流し込むと発泡スチロールの原型は瞬時に蒸発して空洞となるので、蝋を溶かして除去するより簡便に作業が出来るそうです。

建築模型の製作に
住宅やビルディングを設計する際の建築模型の製作では、細かい彫り込み加工が可能なヒートカッターが活躍しています。

ショップ内外を彩るポップの製作に
voice_04.jpgスチロールボードを切り出して作る立体文字で、よりインパクトのあるポップが作れます。

製品梱包の際の緩衝材の製作に
受注生産のさまざまな機器は、発送の際に厳重な梱包を行ないますが、ヒートカッターならば製品形状に合わせた緩衝材を発泡スチロールブロックから自在に切り出すことが可能です。

建築現場で断熱材の加工にも
建築で使われる発泡断熱材の加工にもヒートカッターは応用されています。配管を通す穴開け加工など、自由な形状で抜くことができて、ホールソーなどの様に切り粉が出ないのもメリットです。

他にも用途に合わせて自由自在に!